ちょっと、むしゃくしゃするから「ウルトラエレクト 超興奮」(1996年、日本、R15+)を見たら、「家政婦にち〇こを掃除してもらう」と言う話に、こけてしまったロッキー(筆者)です。
それで今回は、R15+であり、R18+(成人)版も存在する、映画「あなたに会いたくて…」(2023年、日本)を紹介したいと思います。

こちらの映画は、那須湯本温泉に実在する雲海閣と言う温泉旅館で撮影されたもので、本映画にも実名で登場します。
この作品は、レーティングや本編の長さ、媒体の違いなどから、3種類の名前が付けられています。
その内の「あなたに会いたくて…」は、再編集版のタイトルです。
3種類のタイトルは、下のような感じになってます。
- 美乳若妻と巨乳女将 蕩けるお宿(R18+、オリジナル版、71分)2023年7月28日劇場公開
- あなたに会いたくて…(R15+、再編集版、81分)2023年12月6日劇場公開
- 未亡霊 不貞の湯けむり(R15+、DVD版、81分)2024年9月4日発売
オリジナル版の劇場予告映像です。
オリジナル版よりもレーティングが下がった再編集版の方が、10分も長いんですねえ。
レーティング低下に伴うカットシーンがあったでしょうから、それ以上に、ストーリーの肉付けを良くしたんでしょうね。
ではストーリーを紹介します。
本作は、廃墟のような浴場がある温泉旅館「雲海閣」で起こる、愛とホラーの物語です。
江口雅之の妻ユカリが廃墟のような温泉に浸かるところから始まります。
温泉巡りが趣味のユカリは主人の雅之と、温泉旅行を繰り返していました。
ここ、那須湯本温泉 雲海閣も思い出の温泉宿の1つです。
雲海閣では、旅館の主人、ご自慢の渓流のイワナ料理をふるまっており、宿泊客を楽しませています。
また、雲海閣は、雅之にとっては、女性との思い出深い場所でもあります。
妻のユカリとも来ましたし、愛人のミユウと来たこともあります。
旅館の周辺にあり、九尾の狐が姿を変えた、「殺生石」に女性を連れて行ったこともあります。
(「殺生石」は石ですが、石の周辺も含め、史跡「殺生石」として国に指定されてるようです)
史跡「殺生石」の付近では、古来から鳥獣が命を落とすぐらい火山性ガス(硫化水素を含む)が噴出しており、那須湯本温泉の泉質にも影響していそうです。
雲海閣は、女将のタマミも魅力的だし、主人の源五郎も興味深いです。
源五郎は釣り好きで、イワナ料理などを少しでも誉めると、
「そうですか?
そりゃあ、嬉しいなあ」
と、お決まりかつ独特な笑顔と言い回しで喜んでくれますw
冒頭は、周辺の深山ダム湖の映像から始まっており、アニメ「Another」を彷彿とさせる、独特な雰囲気から始まります。
本作がホラー作品であると言うことを感じさせてくれます。
女性関係にも注目の映画です。
どうだったかな?
まったねえw