夜の恐怖病棟

夜の恐怖病棟 ドラマ

本日は1982年9月2日、読売テレビ・日本テレビ系列にて全国放送された木曜ゴールデンドラマ「夜の恐怖病棟」(本編96分)を紹介します。
ジャンルは、オカルトミステリーとのことです。
このドラマ、人気があるらしく、ネット上に結構、画像が転がってます。
それで、ちょちょいと拝借して、記事を作らせてもらいますw

ある嵐の夜。
総合病院である医療法人「菊見坂病院」では、当直の岡本先生(外科)による、懸命な救命処置(胸骨圧迫)が行われていました。

しかし、雷雨により停電が発生。
すぐさま、守衛が自家発電に切り替えましたが、電気が復旧したときには、心電図上での電気活動も停止していました。
午後11時49分、死亡が確認されました。
亡くなったのはご老人(男性)でした。
一方、4階ナースステーションでは、タチカワ・ヨシミ看護婦が、5階のナースステーション(西病棟?)から精神科に入院する荒井 良(11歳か12歳の少年)が行方不明になっているとの連絡を受けます。

ギャラリー

捜索した結果、4階ナースステーションの前に点々と光る水滴を発見。
水滴の跡をたどり、看護婦の水谷みずたに 陽子ようこ(主人公)が屋外に出ると、突如、木に落雷。
焼け落ちる木を横目に、古い木造の病理検査特別棟に逃げるように入り込みます。
薬浴室、圧注室、薬品庫、解剖室、とさまざまな部屋が並ぶなか、なぜか、霊安室の扉が、ひとりでに激しく開閉を繰り返し始めました。
不思議に思い霊安室に入ると、白骨化した頭蓋骨ずがいこつと、行方不明になっていた精神科の少年(荒井良)が発見されました。

こちらは、主人公の水谷 陽子看護婦です。

この事態を受け、岡本先生は、ツチヤ院長の許可を得たうえで、警察に通報。
しかし、そのことを受け、シノヅカ副院長から激しく叱責されるのでした。
トミタ理事長や副院長は、病院に警察が入ることを嫌ういんぺい派だったのです。
しかし、この叱責には、院内にも女性医師の藤野など、疑問視する意見が噴出。
病院内は混沌こんとんとしつつありました。

一方、警察は、証拠となる頭蓋骨ずがいこつを持って帰ろうとしますが、不注意により落っことしてしまいますw
しかし、それでも、頭蓋骨ずがいこつは前副院長のシミズ先生のものであることが判明。
鑑定かんていには支障を出しませんでした。
前副院長のシミズ先生は、理事長のひとり娘カオリと結婚していました。
ただ、看護婦の水谷 悦子と駆け落ちにより失踪していました。
看護婦の水谷 悦子は主人公・水谷 陽子の実の姉でした。
前副院長のシミズ先生は、今回、白骨化した頭蓋骨が発見されましたが、水谷 悦子看護婦については、全くの行方不明状態でした。
主人公の水谷 陽子は、姉失踪の謎を探るため、菊見坂病院で働いていたのです。

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そしてまた、夜勤中に、入院病棟のオリカサ看護主任が行方不明になり、当直のアオヤマ先生や、看護婦寮(白菊寮)に住み込みの看護婦らで捜索した結果、帰らぬ人となって発見されました。
理事長は、病院内で、内々で処理するよう、隠ぺいを厳命。
その結果、警察には通報せず、病院の判断により勝手に検死することに…。
死因は、岡本先生により、深夜勤務が続いたことによる過労による急性心不全と診断され、処理されたのでした。
しかし、主人公の水谷 陽子看護婦は、死因は心臓に注射を打たれたためだと主張し、また別の看護婦らも、変死体を警察に届け出ないのはおかしいと主張し、混乱は広がりつつありました。
とうとう、水谷 陽子看護婦は、院長室で
「なぜ、(看護)主任さんの死を警察に届けないんですか?
 それだけじゃありません。
 私の姉、水谷 悦子は、シミズ先生(副院長)と同じく、殺されてるのに違いありません。
 主任さんは、それを突き止めるために殺されたんです」
と言いました。
すると、副院長が、
「バカなこと言うんじゃないよ、キミ!!」
と激高。
アオヤマ先生も、
「院長、こんな者の言うことを本気にするんですか!?」
と、語気をあらげます。
さらに、副院長がアオヤマ先生に、
「どうやら、君の患者らしい
 連れて行きたまえ」
「良いから早く、連れて行きたまえ」
と命じました。
そして、水谷は拘束され、取り押さえられたうえで、アオヤマ先生に謎の注射を打たれるのでした。
(なお、アオヤマ先生の診療科は明言されてませんが、推理してみようw)

ここからは感想を書きます。
なかなか、面白い話ですw
古いドラマですが、味があって良いです。
明確に犯人はいます。
また、製作も自由で、医師と看護婦の恋愛や、看護婦が犯人に襲われたりするので、今では、ゴールデンタイムでの放送は難しいんじゃないでしょうか?
必死に隠ぺいを指示したトミタ理事長ですが、全部警察にバレたので、もうダメだろうねw
理事長がダメって言うか、理事長が守ろうとした病院がねw
病院内で殺人事件が起こってて、それを隠ぺいしていたことになるんだから…。
あと、犯人が取り押さえられるシーンは、犯人が良い感じに情けない顔してるので、笑えます。
良い演技しますねw
あと、主人公の水谷 陽子看護婦ですが、彼女がバカだったため、解決が遅れましたね。
でも、水谷 陽子看護婦には、限定的ですが謎の予知能力(?)があるので、それで、犯人が分かった視聴者もいるんじゃないかな?
まあ、僕もそうですが…。
いや、逆に、演出が複雑になって、分かりにくくなったのかも?
まあ、でも、面白かったですw
良いドラマでした。

ほななw

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オレは自由だ。そう、たとえれば雲。
オレは雲のロッキー。
自由の戦士とでも覚えといてもらおうか。

買うじゃない。

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