今回は、個人的に見たことを後悔したガッカリアニメを紹介します。
これは、筆者の個人的な感想であり、客観的に見て、大ヒットしたアニメばかり取り上げています。
筆者の好みに合わなかったアニメとしてとらえてくださいね。
では、スタートです。
まず、1つ目に取り上げる「見たことを後悔したアニメ」は大人気アニメである「灼眼のシャナ」です。
「灼眼のシャナ」は、本当に大人気であり、これだけの作品が世に送り出されています。
- 原作ライトノベル:全26巻(本編22巻+短編4巻)
- TVアニメ:全3期(全72話+OVA1話+別OVA4話)
- 劇場版:1作(原作第1巻部分の総集編)
大変な人気作品であることが分かると思います。
ちなみに、僕が見るんじゃなかったと後悔した作品は、TVアニメ第1期の全24話となります。
第2期以降は、見ていません。
しかし、第1期の全24話を、よく最後まで見たものだと思います。
個人的に、この灼眼のシャナの、何を問題に感じたのでしょうか?
それはこのアニメ、とんでもない鬱アニメだったのです。
ストーリーを紹介します。
主人公の坂井悠二は、御崎市に住む高校1年生。
しかし、御崎市に突然現れた謎の怪物により、いきなり殺されてしまいます。
その怪物は「炎髪灼眼の討ち手」の称号を持つ少女(後にシャナと名付けられる)により討伐されます。
怪物に多くの人間が殺されたため、その影響を少なくするために、シャナはトーチと呼ばれるものを置いて行きます。
トーチとは、死んでしまった人間の”存在の力”から作る、人間そっくりの動く物体です。
パーマンのコピーロボットのようなものです。
トーチは死んだ人間の記憶や人格を引き継ぎ、死んだ人間の代わりに生活します。
トーチの存在の力が弱まると周りの人の記憶や意識から消えていき、存在の力が尽きるとトーチとしての存在も消えてしまいます。
これは、死んだ人間をいきなり消すのではなく、トーチを介して徐々に消していくことによって、人間が死んだ影響を小さくすると言うシステムです。
主人公の坂井悠二は、死んでしまった坂井悠二の”存在の力”により作られたトーチです。
しかし、後に、坂井悠二の体内には零時迷子と言う「存在の力を回復させる宝具」が入っていることが判明します。
坂井悠二は零時迷子により、存在の力が尽きることなく、トーチとして生きながらえます。
こんな設定の話ですw
それでは、このアニメのどこが鬱アニメだったのかを説明しますね。
坂井悠二はトーチであるために、本来は、存在の力が尽きて、ひっそりと消えるべき存在です。
坂井悠二や他の多くの御崎市民を殺した怪物はシャナにより倒されました。
しかし、そのシャナ自身も、坂井悠二の存在については悩んでいます。
上の劇場版のPVでは
「悠二、お前は私が護る」
とか言っちゃってますが、TVアニメ版だと、ずっと、
「(悠二を殺すべきか? 生かすべきか?)」
悩んでいますw
と言うのも、悠二が持つ零時迷子と言う宝具を、怪物や悪い人に奪われてはいけないからです。
零時迷子と言う宝具は本来なら厳重に保管しなくてはならない宝です。
それを、何の戦闘能力も持たない悠二が、常に持ち歩いている状態であり、これは由々しき事態なのです。
しかし、零時迷子を厳重に保管すると言うことは、悠二の死と同じです。
零時迷子がないと悠二は生きていけません。
時どき、怪物退治のためにシャナの古い友人が仲間に加わることがあります。
このような人は悠二を見た瞬間、いきなり殺しに来たりします。
仲間かと思ったら敵であったりするのです。
トーチとして長生きするのもおかしいし、戦闘能力もないひ弱な人間(トーチ)が宝具を持っているのは危険だと判断するのでしょう。
悠二は悪者からも正義をかざす人からも、両方から命をねらわれるのです。
これは鬱です。
ちなみに、悠二はシャナのような戦闘民族ではないため、いつコロッと逝ってもおかしくないぐらいのか弱い存在ですw
秒で死にますw
まあ、悠二は、死んだと同時に神から生きるためのギフトを受け取ったけど、周りからそのギフトの所有者であると認められていない、って感じですかねw
まあ、神と言うか、運よく知らず知らずのうちに体内に入っていたようですが…。
とにかく、いつ死刑判決が出るか、いつ死刑が執行されるか、気が気じゃない鬱アニメでしたw
主人公が弱いクセに、こんなに敵だらけのアニメ、他にないでw
よく、24話も見れたものだw
次に紹介するアニメはこちらになります。
「さくら荘のペットな彼女」です。
こちらは、
- 原作ライトノベル:全13巻(本編10巻+短編3巻)
- TVアニメ:全24話
の作品です。
こちらもTVアニメの全24話を最後まで見ました。
こちらは説明が簡単です。
この作品は、水明芸術大学附属高校とその学生寮の「さくら荘」にまつわる生徒を描いた学園ラブコメです。
では、この作品のどこが気に入らなかったのか。
こちらも答えは簡単です。
さくら荘に住む女生徒は芸術の分野においては天才ばかりです。
逆にさくら荘に住む男どもは、成功するために努力していますが、女生徒の才能に嫉妬しています。
男の方は、女に、負けたくない、負けを認めたくない、少しは追いつきたい、ばかりです。
そのため、男女ともみんなが不幸になるアニメです。
逆に、主人公の空太が、
「俺はマシロのヒモになる」
と割り切れば、全てがうまくいくアニメです。
タイトルのような「ペットな彼女」とかそんな話はあまりないですねw
タイトル詐欺のような作品です。
そんなに軽くないのですよw
無駄に重く、そして重すぎるアニメです。
早くヒモになるべきですw
次に紹介するのは「中二病でも恋がしたい!」(の第2期)です。
誰かのホームページのように、いろいろ詰め込まれているけど、さっぱり分からないPVがあったので置いて行きますね。
こちらの作品は、
- 原作ライトノベル:全4巻
- TVアニメ:全2期(全24話+OVA2話)
第1期(全12話+OVA1話)
第2期(全12話+OVA1話) - 劇場版:2作(第1期【ヒロイン視点】総集編+新作【完結編?】)
と、原作よりもアニメの方がヒットした作品なのでしょうか?
僕が見て後悔した、と言うか作って欲しくなかった作品が、アニメの第2期です。
TVアニメの第1期では、それはそれは見事に完結しました。
恋愛の結果、はれて彼氏彼女の関係になったのですから、大ハッピーエンドです。
そのため、第2期が作られると知ったときは非常にガッカリしました。
これはこれはキレイに完結したアニメに、続編が作られると知って、イヤな予感がギュンギュンにしました。
しかも、第2期では、2人の間に、中二病の師匠と言う七宮 智音が乱入します。
幼馴染が恋のライバルとして参戦ってヤツですね。
最後まで見てみると、この幼馴染、完全にかませ犬でした。
ハッキリ言って、第2期は、七宮が可哀そうなだけのアニメでした。
これを延々と放送されるのはキツかったw
わざわざ作る必要あったんですかねw
って言うか、さらっと流して、他のエピソードで埋めるべきでしたね。
それか、第2期なしで、劇場版新作でも良かったと思うんですよね。
七宮には劇場版新作で「さらっと新登場」でも良かったと思います。
第2期が本当にキツい作品でしたね。
今回は、こんなとこかな。
ほなな